ラックスペース・テクノロジーがハンバーカレッジのリモート学習を実現

サンアントニオ発, Aug. 13, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) — ラックスペース・テクノロジー (Rackspace TechnologyTM) (NASDAQ: RXT) は本日、ハンバーカレッジ・インスティテュート・オブ・テクノロジー&アドバンストラーニング (Humber College Institute of Technology & Advanced Learning) が、COVID-19パンデミックの中、学生に可能な限り最高の未来を実現するためデジタルインフラストラクチャーへ戦略的移行を行ううえでの支援を発表した。COVID-19パンデミックは中等教育に多大な影響を与えており、外出禁止令により、教育機関は現在と将来の両方において学習環境を再考する必要に迫られている。ハンバーカレッジは、遠隔教育への移行において学生と職員をサポートするため、ラックスペース・テクノロジー傘下のオニカ (Onica) に、学生がどこからでも、どのデバイスからでもアクセスできるようにするアカデミック向けアプリケーションの迅速かつ簡略化された導入を依頼した。ハンバーカレッジ・インスティテュート・オブ・テクノロジー&アドバンストラーニングのデジタルソリューション担当ディレクター、ライアン・バートン (Ryan Burton) は次のように述べている。「当校は、パートナーとしてオニカを採用でき、とても嬉しく思います。オニカのチームはハンバーカレッジのアクセシビリティ、スケーラビリティ、およびパフォーマンスの要件に適合するソリューションを構築できるだけでなく、AppStreamを使用してこれまでにないスピードでタスクを遂行してくれました。同社の尽力と支援により、この困難な時期に混乱を最小限に抑えながら、学生に学業面における安定性を提供することができます。」このパートナーシップの結果、ハンバーカレッジの30,000人を超えるフルタイムの学生は、学習課題、授業、リソースにリモートでアクセスして、学業を継続することができる。また、この取り組みにより、ハンバーカレッジは学生が安全にアクセスできる「個人所有のデバイスを利用する」モデルを実現することができた。このソリューションにより、ハンバーカレッジは数多くのデスクトップシステムを手動で提供および維持する必要がなくなり、デスクトップを保護するための複雑で時間のかかる要件を取り払い、代わりにキャンパスの資金を将来の他の目的に回すことができる。ラックスペース・テクノロジーのCTOであるトルガ・タルハン (Tolga Tarhan) は、次のように述べている。「ハンバーカレッジの学生は、クラウド対応の教育と遠隔学習の機会から多大なメリットを享受できます。世界の未来は次世代の教育にかかっています。しかし、十分な教育はアクセスなしでは不可能です。私たちは、柔軟なリモート環境を通じて学習の未来を先導している教育機関と協力できることを誇りに思います。」オニカは、アカデミック向けアプリケーションの導入を簡素化するため、オンプレミスのデータセンターと統合して、ハンバーカレッジに本番グレードのAmazon AppStream 2.0環境を設計、テスト、実装した。このソリューションでは、Windowsファイルの共有にはWindowsファイルサーバー用のAmazon FSxを使用し、他のストレージにはAmazon Simple Storage Serviceを使用している。AWS Identity and Access Management (IAM) は、ユーザーのロール認証、承認、および管理を提供する。ハンバーカレッジのオンプレミスのバーチャルプライベートネットワークは、AWS Transit Gatewayが終端となる。AWS Lambdaの機能によりAppStream 2.0フリートを日中モードと夜間モードで切り替えるため、使用時間が少ない時間帯のコストを削減できる。ラックスペース・テクノロジーとハンバーカレッジは、内部プロセスを迅速化して数週間の遅延を取り除き、プロジェクト中の稼働停止時間を最小限に抑え、初期環境をわずか10営業日で立ち上げた。このプロジェクトは2020年夏に完了する予定で、ハンバーカレッジのアプリケーションの少なくとも80%がAmazon AppStream 2.0を介してリモートで利用できることになる。ラックスペース・テクノロジーについて
ラックスペース・テクノロジー (Rackspace Technology) は、エンドツーエンドのマルチクラウドテクノロジーサービスの主要企業である。同社は、テクノロジースタックや導入モデルにかかわらず、すべての主要なテクノロジープラットフォームにわたって顧客のクラウド環境を設計、構築、運用できる。顧客のクラウドジャーニーのあらゆる段階でパートナーシップを組み、アプリケーションの最新化、新製品の構築、革新的テクノロジーの導入を可能にしている。報道関係者向けの問い合わせ先
ナタリー・シルバ (Natalie Silva)
ラックスペースコーポレート・コミュニケーション
publicrelations@rackspace.com