エンスターとストーン・ポイント・キャピタル、アトリウムとスターストーンU.S.を含む交換取引を発表
バミューダ諸島ハミルトン , Aug. 18, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) — エンスター・グループ・リミテッド (Enstar Group Limited、Nasdaq: ESGR) (以下「エンスター」) は本日、ストーン・ポイント・キャピタル (Stone Point Capital LLC) (以下「ストーン・ポイント」) が管理するトライデント V (Trident V, L.P.) およびその関連ファンド (以下「トライデントVファンド」) との交換契約を発表した。この取引には規制当局の認可が必要であるが、成立すると、エンスターが保有するスターストーンU.S. (StarStone U.S. Holdings, Inc.) (以下「スターストーンUS」) の株式、株式とトライデントVファンドが保有するアトリウム・アンダーライティング・グループ (Atrium Underwriting Group Limited) (以下「アトリウム」) の持株会社の株式の割合が増加することになる。
この取引は、以前発表されたスターストーンU.S.資本増強の完了が条件となる。完了後、新しい経営陣と取締役会が指名され、新しい投資家を取り込み、自己資本が合計8億5,000万ドル超 (約901億円) まで増額される。また、エンスター子会社がレガシー準備金の再保険を引き受ける。これと引き換えに、エンスターは資本増強されたスターストーンU.S.のトライデントVファンドの持分をすべて取得する。資本増強と交換取引の完了後、エンスターはスターストーンU.S.の所有権約26%を取得することになる。トライデントVファンドは、アトリウムの持株会社であるノースショア・ホールディングス (Northshore Holdings Ltd.) のエンスターが保有する間接持分の一部を受け取る。その結果、ファンドのアトリウム間接持分は約36%から約80%へと増える一方、エンスターの持分は約54%から約11%へと減少し、ノースショア・ホールディングスの取締役1席を引き続き保持する。ダウリング・キャピタル (Dowling Capital) (以下「ダウリング」) が管理するアトリウム経営陣メンバーとファンドは、ノースショア・ホールディングスの少数持分を引き続き所有する。エンスター、トライデントVファンド、ダウリングは、その事業のランオフと提携して、スターストーンの米国以外の事業 (「スターストーン・インターナショナル」) の所有権をそれぞれ保持する。 トライデントVファンドは、今後もエンスター・グループ (Enster Group Limited) の議決権付き普通株式の約9%を保有する。エンスターCEOのドミニク・シルベスター (Dominic Silvester) は、次のように述べている。「この取引により、20年にわたってエンスターの貴重なパートナーであるストーン・ポイントとの良好な関係がさらに強化されます。エンスターは、魅力的な多数のレガシー買収の機会増加を十分に活用する絶好のポジションにあり、アトリウムやスターストーンU.S.などの定評あるリーダーとともに、有意義な少数持分と信頼できる資本パートナーを通じて、高品質なアンダーライティング事業に今後も投資していきます。」 ストーン・ポイントCEOのチャック・デイビス (Chuck Davis) は、次のように述べている。「アトリウムへの投資増額をとても嬉しく思っております。同社は素晴らしい経営陣が率いており、アンダーライティング利益の獲得で長期間実績を上げています。当社もエンスターのドミニク・シルベスターおよび経営陣メンバーとの長期的な関係を重視しており、このパートナーシップを今後とも継続して、エンスターとストーン・ポイントの新たな機会を特定できるよう期待しております。」アトリウムCEOのリチャード・ハリーズ (Richard Harries) は、次のように付け加える。「アトリウムは、エンスターとストーン・ポイントとの共同所有権の下、成長してきました。今回の変更は、アトリウムの経営に全く影響を与えず、アトリウム経営陣の信任票となります。エンスターが今後もアトリウムの持分権を所有することを喜ぶとともに、ストーン・ポイントの参画割合の増加を歓迎しています。当社はアンダーライティング環境の改善という戦略的目標を追求する過程で、ストーン・ポイント経営陣を熟知しています。」エンスターについてエンスター (Enstar) は、バミューダ諸島、米国、英国、欧州大陸、オーストラリア、その他の国際拠点にあるグループ企業ネットワークを通じて、画期的な資本リリースソリューションを提供する、NASDAQ上場の大手グローバル保険グループである。 同社は、レガシー買収のマーケットリーダーとして、2001年の創業以来、100社を超える企業やポートフォリオを取得してきた実績を持つ。エンスターに関する詳細については、www.enstargroup.comを閲覧されたい。ストーン・ポイントについてストーン・ポイント・キャピタル (Stone Point Capital LLC) は、コネチカット州グリニッジに本社を置く、金融サービス中心の株式非公開企業である。同社は8つのプライベート・エクイティ・ファンド (トライデント・ファンド) を募集、管理しており、受託資本総額は250億ドル (約2兆6,500億円) である。ストーン・ポイントは、グローバルな金融サービス業界とその関連セクターの会社を対象に投資している。ストーン・ポイントについて詳しくは、www.stonepoint.comを閲覧されたい。スターストーンU.S.についてスターストーンU.S. (StarStone U.S.) は中小企業にさまざまな財産保険製品と損害保険商品を提供している。米国8箇所にアンダーライティングオフィスを構えるスターストーンU.S.はニッチ市場と現地でのサービス提供に注力しており、優れたアンダーライティング知識を有している。従来型の保険だけでなく、革新的な保険ソリューションを提供することで顧客と仲介業者のニーズに応えている。スターストーンU.S.は、米国のエクセス&サープラスライン保険会社であるスターストーン特殊保険企業 (StarStone Specialty Insurance Company) と、米国の認可市場保険会社であるスターストーン国内保険会社 (StarStone National Insurance Company) を通じて事業を運営する保険持株会社である。スターストーンはA.M.ベスト (A.M. Best) によってAクラスに格付けされている。スターストーンU.S.について詳しくは、www.starstone.com/u-s-overview/を閲覧されたい。アトリウムについてアトリウム (Atrium) は、1930年代からロイズ (Lloyd) の市場内で事業を実施してきた、歴史ある大手特殊保険および再保険事業会社である。アトリウムは、シンジケート609 (Syndicate 609) を通じてアンダーライティングを実施しており、バランスの取れたポートフォリオを管理し、ロンドンと米国の事務所から、海上、エネルギー、航空宇宙、ノンマリンなどの幅広い特殊保険と責任クラスを提供している。
アトリウムについて詳しくは、www.atrium-uw.com閲覧されたい。注意事項本プレスリリースには、1995年米国証券民事訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内で、将来の見通しに関する記述が含まれている。これらの記述には、エンスター、ストーン・ポイント、アトリウムおよびその経営陣の意図、確信、あるいは現時点での予想に関する記述が含まれている。これらの将来の見通しに関する記述は、記述が行われた時点での事柄を述べているに過ぎず、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性が含まれること、および実際の結果は、さまざまな要因により将来の見通しに関する記述で予想されている状態とは実質的に異なる可能性があることを投資家に警告する。特に、エンスターとストーン・ポイントは、政府機関および規制上の承認の獲得の失敗、スターストーンU.S.の資本増強完結の失敗、その他の締結条件を満たせないなどの状況を含むが、これらに限定されない多くの要因により、上述のように要約した条件または、他の受諾可能な条件があったとしても、そうした条件に基づき提案された交渉を完了できない可能性がある。エンスターに関する重要なリスク要因については、当社の2019年12月31日までの事業年度のForm 10-Kの見出し「リスク要因」、および2020年6月30日に終了した半期のForm 10-Qに記載されており、言及としてここに組み込まれているものとする。さらにエンスターは、法律によって義務づけられている場合を除き、将来の見通しの変更や、かかる記述のもとになる出来事、条件、状況、あるいは前提の変更を反映するように書面または口頭で将来予想に関する記述を更新する義務を負わず、また本プレスリリースに含まれる将来の見通しに関する記述の更新あるいは改訂を公式に発表する義務も負わない。問い合わせ先: エンスター・コミュニケーションズ
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